最近のアイフルのcmは、いとうあさこさんとバナナマンの登場するもので市民マラソンを協賛している事を全面的に打ち出したもののようです。この、アイフルが市民マラソンを協賛しているというのはなんだか意外な印象があるのですが、消費者金融にしてはフレッシュなイメージを押し出すのに一役買っているようで、なんだか好感が持てますね。また、cmを見るとアイフルのロゴのハート型を活かしたシンプルな作りになっています。短い秒数でもすぐに理解できるキャッチーなcmづくりがアイフルの特徴と言えそうです。

しかし、アイフルとcmの間には一筋縄ではいかない複雑な歴史があります。古くは、白いチワワが出てくるcmを記憶している方も多いのではないでしょうか。くーちゃんとうチワワが登場するcmは消費者金融のcmとしては斬新だった為、大きな話題をよび空前のチワワブームを呼び起こしました。しかし、時は消費者金融金融による取り立てや貸付額の急増が話題になっていた頃、くうーちゃんのcmイメージと厳しい取り立てが合わないということで、cmの差し止めにまで発展した歴史があります。

消費者金融は現在、様々な規制やその緩和を受けて岐路に差し掛かっており、銀行傘下にないアイフルは純粋な貸金業として営業を行って行く上でますますクリーンなイメージを必要としているようです。単純明快なイメージの芸人を起用してcmを行い、お金を借りるとほっとするという印象を与えようとしているのもその事の現れと言えるかも知れません。企業あげての市民マラソンの協賛も、そんな背景があるのかも知れないですね。

言うまでもなく企業イメージにcmは必要ですが、消費者金融の場合それだけで借入先を選んだり商品を選んだりすることはまずないと言っていいでしょう。いくらキャッチーなcmを放送していても、やはり根本は貸金業として銀行より高い利息でお金を貸してようやく意味のある企業経営ですから、その部分は念頭に置いたほうがよいですね。